マルケトサミット2016@ラスベガス Keynote速報

マルケトは今年で10周年 実に5000人を超えるマーケターがラスベガスに集結しました。
このサミットにはユーザー企業のCEO,CMOなどの要職をはじめとして
ユーザーコミュニティ内でその活躍を支持されたマーケターであるCHAMPION
マーケティングの考え方に多くの示唆を与えてくれる
女性登山家や俳優のウィルスミスなど多くのインフルエンサーが集結しました。

What happend in Las Vagas stays in Las Vagas
LAS VEGASで起こったことは外には漏れない(漏らさない)という慣用句がありますが、
熱気冷めやらない終了後2時間の今、速報として外に漏らしたいと思います。

  • What is  tomorrow's marketer?

CEOのPhilは終始、旧来型のマーケターとこれからのマーケターを対比して語っていました。
これからのマーケターに必要なことは要約すると下記のようなことだと言います

1.データ主導であること
データはうそをつかない。あらゆる企業やオーディエンス・コンタクトに関する情報を集約し、
リソースの投資はデータに基づいて決めるというコストセンタの発想を。

2.マーケティングは企業経営そのものとなる
今まではセールス組織のサポーターとしての役割が主でしたが
これからのマーケターは直接お客様と接する存在であり、戦略化であり、
自社に留まらず産業界全体やイノベーションマネジメントを考える
会社経営と直結する存在となっていく。
そこでは顧客の経験やライフサイクルをより深く考える必要があります

3.IKMC
IKMCとは、I know my customerの略です。
・お客様に寄り添い離れない
・誰よりも顧客のことを知っている 

マーケティングチームは誰よりもそういう存在であることを目指す必要があります

4.エンドツーエンドのカスタマーエクスペリエンスを
マルケトの調べでは86%のCMOが2020年までに
エンドツーエンドのカスタマーエクスペリエンスを持つと述べています。
カスタマーが触れる全てのタッチポイントを用意し、
カスタマーエクスペリエンス全体を視野に
何度も何度も顧客の状態にあわせて関連性のあるコンテンツを実行する
どのような顧客の状態・レイヤーであっても
1日に数十億のお客様と会話をしていくぐらいの構えが必要であるといいます

ここで、こうした今後のマーケターを支えるための
マルケトのテクノロジーの紹介・予告がありました。


●マルケトのテクノロジーが向かう先

マルケトでは本年1月にリリースされた
オーディエンスハブやAdbridgeなどで
既にマルチチャネルで数百万の顧客を個客としてアプローチ
することができる仕組みを整えてきました。
今回の新製品発表のハイライトは、それらをより強化する下記の内容です。

1.ABMを真に実現する新しいコラボレーションツール
ABM(アカウントベースドマーケティング)を軸にした
アカウントストラテジーにはセールスとマーケティングの協業が必要ですが
セールスとマーケティングをつなげる新しいコラボレーションツールを発表しました(今夏にリリース予定)
※詳細な製品紹介はKeynoteでは触れられませんでしたので、個別セッションで概要をUpdateしたいと思います

2.新プラットフォームへの刷新 「Project ORION」
これは1日に100億の顧客とマルチチャネルでOnetoOneで接することを目指す
新プラットフォームのプロジェクトです。
最先端テクノロジーをベースに5秒で大量データの分析ができる、
Contactsに合わせてPredictive contentsを迅速に予測し、自動投入するなど、
ハイパフォーマンスのアナリティクスツールや
それらに基づいたE-mailのリアルタイム実行などが実現可能となります。
旧来のエンゲージメントプログラムやケイデンスという概念すら覆す
リアルタイムのマーケティングの実行の訪れを感じる発表内容でした


●インフルエンサーのセッション
Keynoteで登場して参加者総立ちで大きな歓声が起こった
マルケトCMOのドラキア×ウィルスミスの対談や
エベレストへの登頂に成功した女性登山家の話は

・relative(関連性をもつ)
・relentless (恐れない・くじけない)

ということがキーワードであったように思います。

・登山家として失敗した教訓を生かす、学ぶ。
Be relentless 弛まない努力を一歩一歩続ける

・アクターとして目の前に関わる人に軸を据え、彼らの心情・問題を見つける、
そこで本質的な振る舞いが生まれる

これらはマーケターの信条としても大きな示唆を与えてくれました。

より詳細なレポートは後日Updateいたします。


2BC /Tomoaki Mitarai